四柱推命占い-実践 刑冲会合
天干の五合-2
天干の五合では大きく二つに分類をすることになります。
a.合が成立したが、他の五行に化していない状態。
b.合が成立されたが、他の五行に化するようになった状態。
干合が発生するようになる場合で他の五行に化する場合はなかなか見当たらないです。
他の五行と化しになるということは、たとえ甲木と己土が名式内の十干でお互いに付いていることになった時'甲己合化=土(戊)'という公式によって甲木と己土は戊土として活用をすることになることです。 しかし、上記の分類でのようにaに該当する場合は成立が容易になり合計がなったとしてすべて化するようになる現象を持ってはありません。
bに該当する場合のように合が成立して他の五行と化しになる場合は条件が非常にこだわり、地支でその化をどのように手伝っているのかを細かく観察しなければなりません。
ここではまずaに該当する場合のみを説明し、bに該当する場合は、今後にある格局論でもう一度話し合うことになります。
1.合が成立になって化していない五行はその勢力を喪失することになる。
ex)1
時 日 月 年
○ 甲 甲 己
ex)2
時 日 月 年
○ 甲 癸 戊
まず合という成分を四柱で読んだ後にそれが作り出した感じは通商的に'もどかしい。'という気持ちを持てるようにします。 特に干合のような作用はもどかしさを脱し、喪失されて消えたのだから、空しい気持ちを持つようにもします。
どのような一つの文字と他の一つの文字が重なり合って硬く凍結されて硬くなる現象だと考えればよいです。
上の例題1で年干にある己土は月干にある甲木と合をしています。 それなら、日干の甲木とは合をするのか? 違います。 すでに月干の甲木と合をして月干の甲木と年干の己土はその性質が互いに縛られて勢力を喪失することになります。 先に説明したように離れている文字同士は合という概念が成立されないからです。 勢力を喪失するようになるというのはその存在自体がないことに他ならないということです。
例題2も年干にある戊土と月干にいる癸水がお互いに合がなる状況が成立することで戊土と癸水はその勢力を喪失されます。
ex)3
時 日 月 年
庚 甲 乙 ○
例題3では乙木と庚金が存在しているが、その位置した席がお互いに離れているために乙庚合が成立しません。
2.日干の合は他干が邪魔をしているときには、優先権がない。
ex)
時 日 月 年
○ 甲 己 甲
日干という成分は四柱で自分を意味する文字を意味します。 このような特殊性を持つために日干は他の他干や地支の刑冲会合が引き起こす変化で一番最後に変化を持つようになります。
上の例題では月干の己土が年干と日干の甲木を挟んで合になっているが、月干の己土は日干よりは年干の甲木と先に合をすることとなった為、日干にはその順序が来ません。
コメントをお書きください