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占い鑑定士昭晴です。
吉神の通変星
私たちが知っている四柱推命学はその目的が通変星にあります。 通変星は五行生剋の代名詞です。 物事が極に到達すれば変わり, 窮すれば通じるからと言って通変だと言います。 人の禍福を規定することは五行の生剋制化, 抑扶, 太過, 不及,強弱を明確に判別してこそ, 正確に断定できることです。
通変星は吉神と凶神で区別されています。凶神も命式内の五行の構成によって吉神になり, 吉神も同様に命式の構成によって凶神になります。 3吉神は食神, 正官, 正印であり、4凶神は傷官, 偏官, 偏印, 劫財です。
今回のポスティングでは3吉神に対する基本的な通変星について簡単に紹介します。
● 食神, 食神運
食福, 健康, 安らかさ, 仕事がうまく行くことを意味します。
命式に食神があったり, 食神の運が入ったりすると, たいてい金運がよくなり, 体が健康になり, 楽で仕事も順調です。人がよく食べると体が丈夫で, 体が丈夫であれば心が楽になり, 心が楽になると仕事がうまく行くのです。しかし, 命式に財星が太過であったり, 食傷の太過な命式は失業したり, 損失したりしてよくありません。
●正官, 正官運
福禄(国の福録), 名誉, 権勢を意味します。
国ご飯を食べるという正官は職場, 昇進運に良いです。 劫財を押さえたので財物も生まれます。しかし, 正官が吉神であるとしても, 日干が弱く, 官殺の多い命式や財多身弱の命式は災いになります。
● 正印, 正印運
文書, 学問, 知恵, 資格証を意味します。
印とは官庁で公文書に捺印する印章のことです。
文書は様々な形で現れることがありますが, 不動産登記も文書で, 結婚も文書で, 契約も文書で, 資格証も文書です。とにかく, 良い意味の文書を取得するという意味です。文書が集まれば本になり, 本を見ると学問になります。 学問を磨けば人が賢くなります。しかし, 正印が吉神でも印星の多い命式, 身旺な命式は流れが詰まり, 傷官を剋して怠るようになり, 仕事がうまくいかなくなります。
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