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占い鑑定士昭晴です。
貧しい四柱命式
四柱命式と運の流れによって変わるでしょうが、お金と一番縁のない成分があります。それはまさに偏印と正印、すなわち印星です。古書では、特に偏印を倒食として私の茶碗に当たる"食神"を倒す奴とも呼ばれ、梟神として子供に当たる"食神"を食べるふくろうのような奴とも言います。これと違って正印は"印鑑"といって印鑑の紐のように品格ある文書運に例えています。
しかし、印星という名前がいくら美しくて良い意味だとしても過多になれば偏印の性情を持つようになります。結果として印星が強くなったら、一番先に食傷が壊れます。二番目に財星が損傷されます。 食傷と財星は経済活動において不可欠な因子です。この二つが無力になれば、人が非常に怠惰になり、自ら体を動かして何かをしようとする意欲さえ失ってしまうことになります。"ママボーイのように、ただ他人に頼ろうとする弱くて無気力な人間になるのです。
印星が多ければ怠惰で実行力も不足しますが、また疑いも多くなります。ここで、疑心というのは慎重すぎるということを意味します。とても考えが複雑で、多いということです。現実で実行できない人です。慎重にあれこれ考えてみると、小さな実行さえできないのです。"もしも、こんなにしたら他人が私のことをどう思うだろう"、"失敗したらどうする"という気持ちから良い機会だけ逃して時間だけ過ごすのです。
印星は比劫を生かし、私の精神と身体を保護する因子ですが、これが過度になると、自分を保護しすぎるようになりますので、疑い深くなります。自分が持っているものを失うかという臆病な気持ちで安定志向主義で生きていたら、疑うしかないのです。"もしかしたら、誰が自分の利益を奪われるのではないか"と疑いの目で周囲を警戒することになります。これがひどくなったら、主婦の場合は、外出して"僕がガスの火を消して出たのか?""ドアはよく閉まっただろう?"と疑う気持ちになって、また家に帰って確認してから、出て来る場合まで生じるようになります。 一種の偏執症です。
印星は神秘性、専門職、特殊な分野を象徴する因子です。印星が過度になれば現実感覚が非常に不足します。手腕がないので、世の中を生きていくのがとても苦しくなります。また、競争が熾烈で複雑な現実で他人に競争しながら生きる自信がないので、現実逃避的な考えをしたりします。
このように印星が多くなり、それが運の流れに否定的に働くと、せっせと身体を動かして果敢に実行しようとする心が消え、無駄な自尊心だけが大きくなってつまらないことは嫌になるし、しきりに疑いが多くなって、世の中と壁を築く状況が繰り返されるので、お金とは縁がなくて貧乏になるのです。
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-昭晴-
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