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占い鑑定士昭晴です。
命式分析の核心である通変星の適用法
通変星は家庭的で社会的な環境の観点から適用すべきことを強調する内容です。
大体、通変星を親、兄弟、妻子に限定させようとする傾向があります。例えば、印星が吉星であれば親の徳が厚いです。比肩と劫財が凶星なら、兄弟の徳はありません。
女性の場合、官星が吉星なら夫の徳があり、男性の場合、財星が凶星なら妻のおかげがないなどと、型にはまったように、通変星について直訳ばかりしているのが現実です。
しかし、通変星は人の人生を通じて接し、取引すべき生活の周辺人物であり、社会的な環境だと認識しなければなりません。
つまり、生まれた年である年柱は少年時代の与えられた環境を司る運命の星であり、生まれた月である月柱は青年の与えられた環境であり、生まれた日である日柱は中年の与えられた環境で、最後に生まれた時刻である時柱は老年と晩年の社会的な環境を象徴する星であるというのが正しい解釈です。
人間に与えられた環境は大きく家庭的な環境と社会的な環境に分かれます。親、兄弟、妻子の通変星は家庭環境の星で、上司、部下、同窓生、友人、同僚や恩師と弟子、同業者とライバル、敵味方などは社会的な環境の星です。
通変星は家庭より社会的な関係と経済的な取引がその中心と核心をなす現実で、また運命と運勢の吉凶を判断する命式と運勢の分析と鑑定においてもやはり社会的な環境として通変星の分析を主としなければならないというのはあまりにも当然のことです。
だからこそ、社会的な環境を家庭環境と比較して拡大解釈する理論を適用すべきだと思います。結果的に通変星の対象とその範囲をもっと広く拡大解釈してみる必要があるということです。
1.印星は私を飲ませて、着せて、教えて、育て、養育と教育の後見人です。そのため、社会的に私を食べさせ、着せて、教えて、導いてくれる職場、上司、衣食住関係などすべてがこれに当てはまるといえます。
2.比肩と劫財は私と類似した環境と条件を持った対象です。それで同業者、同窓生、同僚、同郷人は言うまでもなく、私と競走して対立する競争者、対立者、私と対決する職業、職種、企業家、そして私をねたみ嫉妬する三角関係、私の生命と財産を狙って迫害する告訴人、盗賊、密告者などのすべてがこれに該当すると見るのです。
3.食神と傷官は私の気持ちと感情を突き動かして好感を買ったり誘惑をする環境と条件を持った対象です。だからこそ、自分の才能と資本そして意欲を動かす職業、企業、勧誘者、誘惑者などをはじめ、私の出世に道を開く各種国家試験、就職、私の投資を勧める証券、保険、そして自分自身の実力を発揮する選抜大会、技能大会、スポーツ競技などは、すべてが私の血と汗を発散させて花を咲かせるものすべてが該当すると言えます。
4.財星は私を敬い仕える部下、私に頼っている従業員をはじめ、私が面倒を見て負担して管理して支配しなければならない対象です。そのため、自分の責任、義務、管理対象、私の関心を導く事物や欲を発動させる利害関係などのすべてがこれに該当すると考えます。
5.官星は私を支配して命令し、保護する対象です。だからこそ、上司、規範、法則をはじめ、私の才能と意欲を奮い立たせる出世、名声の機会とチャンス、職位などのすべてが該当します。
このように、通変星の社会的な環境への適用は多様で、その幅が非常に広いというべきでしょう。 運勢を分析する場合に通変星の分析で社会的な作用を広範囲に適用してこそ通変星の醍醐味を味わうことができるのであり、またその真価を感じることができるのです。
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