運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
年運分析-比肩・劫財を理解する
運の流れ分析(比劫運・食傷運・財星運・官星運・印星運)の具体的な特徴と"通変星"を学んでみましょう。
通変星に関して十分に熟知しているとしても、十分な練習とテクニックがなければ実戦鑑定する段階ではそれぞれの特徴を口で表現することは容易ではありません。
そのため、繰り返し何度も勉強しながら考えてみてください。
運の特性にはどんなものがあるだろうか。
運の特性を把握することは、六親の判断と相生、相剋の原理が基本的に活用される。 したがって、特別なことはない。ただし、運の流れの側面から把握される点が命式原局に基づくものと差異になる。また、運の流れでは、用神に対する作用が伴うことに留意する。
ここで紹介される運は日干を基準にして年運を分析する時、年運の天干と比較しても把握できる。
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比肩・劫財運を理解する。
六親的な側面で比肩・劫財の運が来ると考えてみよう。比肩・劫財は男性にとっては兄弟関係で、女性にとっては姉妹や婚家家族などと解釈する。また、社会的には先輩後輩や同僚、同業者などの対人関係と解釈する。
命式は調和を成さなければならないが、もし比肩・劫財運が用神なら、すなわち、比肩・劫財という要素が命式に必要であり必須部分であり、これによって全体的な命式のバランスが達成されれば、兄弟・姉妹・婚家家族などの慶事が生まれる可能性がある。また、対人関係において円満な関係を通じて社会的なつながりを形成することになる。したがって、もし命式全般に財星が多かったなら、比肩・劫財運を通じて肯定的に財物を増やすことができ、官星が多かったなら、名誉や就職、昇進などが可能だと言える。
しかし、もし比肩・劫財がすでにあまりにも多かったり、命式の構成上不利な命式だったにもかかわらず、比肩・劫財運が来たらどうなるだろうか。このような場合には比肩・劫財の否定的な効果が命式に現れる。まず、対人関係において困難を経験することになる。対人関係で困難を経験するという意味は、争いや財産上の損失など、その解釈が多様である。
そして、些細なことで誤解が生じることがあり、比肩・劫財が多すぎたり、命式の構成上不利な場合には、財星を剋するため、財星に関する部分にも問題が生じる。すなわち、男性においては配偶者、恋人、父親などとの仲が良くない場合があり、女性の場合も父親と関連して争いがあることがある。
◆比肩・劫財運の肯定的な効果
兄弟・姉妹・婚家家族の慶事、対人関係の向上・財物や名誉・就業・昇進など
◆比肩・劫財運の否定的な効果
対人関係の困難、財物問題の発生、男性の場合は配偶者・恋人・父親問題、女性の場合は父親の問題の可能性が存在
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-昭晴-
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