四柱推命の理解 · 2020/02/19

四柱推命の活用範囲と占い師の役割【昭晴占い鑑定所】

運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。

四柱推命の活用範囲と占い師の役割

四柱推命を学んだらどこに使おうか。

四柱推命の活用範囲と命式を解釈する占い師たちはどんな役割をすればいいだろうか。等々について考えてみる時間を持ちましょう。もちろん、四柱推命の的中率は百発百中ではありません。しかし、人生の良し悪しに関する流れの判断では、かなり優れた的中率を持っていると自負します。

自分が今GOするか、STOPするかだけ知っていれば、自分の人生がもっと良くなるのではないでしょうか。

四柱推命学は、人間の吉凶に重点を置き、吉凶の時期と判断に対する包括的かつ概略的な枠組みを提供する。ただし、運によって左右される問題に対しては予測力が落ち、人間の努力が加わらなければならない。占い師は四柱推命学を学問として認識し、人々に幸せを与える伝道師としての役割を果たさなければならない。

◆四柱推命学の活用範囲はどこまで?

前述したように四柱推命学は人間を対象としており、人間の吉凶を把握する学問である。ところが、人間の吉凶を具体的に把握するのは簡単なことではないという点で、四柱推命学の限界があらわれる。こんな話をすると、占い師がそんなことも分かるのではないかと思う人もいるだろう。しかし、どの占術も同様であるように四柱推命学が100%の的中率の学問はない。

それでは、四柱推命学の活用範囲はどこまでだろうか。例えば、ある人が試験を受けると仮定してみよう。命式で試験の運が悪いかどうかの判断は可能だ。しかし試験の合否は命式だけではわからない。いや、正確に言って分からないというよりは、難しいとみるべきだろう。その理由は、命式だけの問題ではないからだ。これについては占術学などを別途に参考にしなければならないが、私の場合は的中率が非常に高い六爻占術で判断する。

ただ、一つ明らかなことは何であれ人のすることには努力が加わらなければならないということだ。いくら大統領になれる命式だとしても、努力をしなければ大統領にはなれない。この例は試験だけでなく、人間の寿命や健康、病気などについても同様である。

また、ある人はロト当選番号を予測してほしいと言う人もいる。しかし、生死の問題と運によって左右される問題に対しては、命式だけでは判断できない。もちろん健康においては、ある部分が疾病が生じる可能性が高いことと、そのような問題が発生する時期を予測することは可能である。

◆四柱推命学の活用範囲と占い師の役割

四柱推命学は人間の吉凶を把握することに重点を置いた学問であり、吉凶の時期と具体的な内容に対する包括的かつ概略的な枠組みを提供する。しかし、人間の努力次第で吉凶はいくらでも変わり得るため、命式の良し悪しが絶対的ではない。命式の当事者が置かれている状況と環境的な要素などが複合的に作用する寿命と健康、疾病の面でも同様である。

それなら、運勢を見る意味は何なのか、と考えている人もいるだろう。実際、四柱推命学はその学問的深さほど的中率が百発百中とは言えない。しかし、四柱推命学には正確で具体的なものでなくても、その時期と方法については結論を出すことができる部分がたくさんある。また、このようなものは人間が社会的動物という点で、五行と通変星分析が並行される時、さらに的中率が高くなる。

人間は決して一人で暮らす存在ではなく、特に現代では人間同士の関係がより強調されている。その中で、自分の本当の意味を探し、努力によって発展させることは結局、幸せな人生を生きる足がかりになり得る。したがって、四柱推命学の意味をここに置かなければならない。そして占い師の役割も、相談に乗ることを単なる金もうけと認識するのではなく、学問として、そして幸せを与える伝道師という認識を明確にするべきであろう。

人生のお悩み事について相談が必要な方はいつでもお問い合わせください。

-昭晴-

昭晴占い鑑定所では