運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
今までの生き方が通じない理由
人は誰でも自分だけの生き方がある。基本的な経済活動から私生活、趣味、対人関係などすべての分野が自分なりのやり方で生きていく。
特に偏った四柱命式であればあるほど、自分だけの生き方が確固だ。
(土に偏った四柱命式は他の五行よりは柔軟なほうだ。五行の土は木、火、金、水、五行より柔軟性が良いからだ。主体ではない客体の特徴!)
偏った四柱命式だけが自分だけのやり方があるだろうか。程度の差があるだけで、どんな四柱命式であれ、すべてその四柱命式にふさわしい自分だけの生き方が表現される。
しかし、このような場合がある。今までの生き方でうまくいってきたのに、突然ある時点からその生き方が通じない時期が来る。
なぜだろう?
それはまさに大運が変わったからだ。
四柱命式の原局が当事者の生き方なら、大運はその生き方が社会で評価される状況だ。
同じ品物を売っても顧客の嗜好が変われば販売量が変わるように、四柱命式も大運が変われば原局の能力の発揮が変わる。
それでも大運の変化が大きくなければ幸いだが、大運の変化が急変する場合、評価は180度変わる。
良い方向に変われば問題にならないが、そうでない場合、人生が悪い方向に丸ごと変わってくる。
怖がることではない。人間は元来弱い存在だ。運命の前で謙遜しなければならない理由だ。当然、文を書いている私も例外ではない。
それなら、自分の生き方を変えようとするのが賢明だろうか。周りの評価を変えようとするのが賢明だろうか。百回聞いてみても前者だ。
いくら原局が一生を左右するとは言え、特定期間だけは"大運"がさらに大きな威力を持っている。
"四柱推命学"をよく知らなくても、今すぐ車を運転すれば分かる。運転も安全運転する人が事故確率が低い。
道路がめちゃくちゃなら減速して走らなければならず、運転手が乱暴なら四方八方に徹底的に気を配るしかない。
急いでいるからといって、スピードを出し、周辺を見ずに車を運転したところで、壊れるのは自分の車で危険なのは自分の命だ。
運転の悪い地域に入ったら、その地域から外れるまでは自分の運転方式を変えなければならない。
運転の例を挙げたが、自分の人生の変化である大運の前で、自分の頑固さばかり押し出せば、戻ってくるのは大きな苦痛と失敗だ。
既存の自分の人生を変えることは容易なことではない。
しかし、大運という厳しい審判に不利益を被らないためには、そうしなければならない。
四柱命式の原局が中和に近いほど、生き方を簡単に変える。
しかし、
四柱命式の原局が偏れば偏るほど、生き方を変えることは難しい。
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-昭晴-
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ゆきこ (土曜日, 11 4月 2020 23:02)
初めまして。
ふと検索で辿り着き興味深く読ませて頂いております
まさしく主人の事のようで…
火行に偏る命式、大運はずっと良かったはずでず
その頃はイケイケドンドン、短期でワンマン、かなり苦労して来ました
数年前から水の大運が始まり、それと全く同じ時期から鬱っぽくなりパニック障害のような症状もあり精神科にお世話になっております
私としては忌神の大運がきたら大人しく、やりやすくなるのかと思っていたのですが、そんな単純な事ではなさそうですね。
そして今年はコロナの影響から経営している店を閉店に追い込まれる寸前の客足です
鬱っぽいとはいえ、本来の性格は変わらずワンマンで威圧的です
質問なのですが、このまま忌神の大運の主人に連れ添うと私まで巻き込まれてしまいますか?
本当にストレスが溜まります
所謂、熟年離婚を考えております
お時間がありましたら、よろしくお願い申し上げます。