運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
四柱推命 神殺 | 天乙貴人
天乙貴人は四柱推命 神殺の中で最高の吉星だ。
数百種類の神殺の中で最高に良い神殺であり、他の表現では玉堂天乙貴人という。
'李虚中命書'、'命理定宗'、'三命通会'のような古書を見ると、
天乙貴人が四柱命式にある場合には、ほとんど"人生のすべてが思い通りになる"と絶賛している。
僕は個人的に天乙貴人=人生のすべてが思い通りになる… これは誇張しすぎだと思う。
どんなに優れた薬でも万病に効く薬がないように…
四柱推命の理論も、いくら吉星だとしても、
特定神殺があったからといって、
すべてが思い通りになると解釈するのは妥当ではないと思う。
しかし、すべてが思い通りにならなくても、神殺最高の吉星であることは否定できない事実だ。
天乙貴人にあたる通変星が何であるかによって、その良い方向性は変わる。
しかし、当該通変星が忌神である場合には、いくら天乙貴人と言っても良い意味として解釈できない。
神殺以上に四柱命式で重要な役割を及ぼすのが、五行と通変星の生剋制化だからだ。
天乙貴人は根本が七政四餘(五星学)なので、星座の中、りゅう座(Draco)の北極星の気運を意味する。
性格が穏やかで何事にも肯定的に事を調律し、特に生まれつきの福禄があると評価するのが"天乙貴人"である。
だからといって、四柱命式に天乙貴人一つあると、それ一つで"この四柱命式は上級だ"と評価してはいけない。
四柱命式には様々な条件があるが、天乙貴人も"その中の一つ"に過ぎない。
天乙貴人も神殺であるため、年支基準で見るが、子平命理学に変わるにつれ日支としても分析されることもある。
年支、日支ともに解釈できるが、やはり神殺は年支の方が影響力が大きい。
個人の意志とは関係なく、根本的に不可抗力的な事案だから!
天乙貴人を見る方法は···
年干(または日干)が甲, 戊, 庚の場合、地支の丑未が天乙貴人である。(丑未、全てあってこそ成立)
年干(または日干)が乙, 己の場合、地支の子申が天乙貴人である。(子申、全てあってこそ成立)
年干(または日干)が丙, 丁の場合、地支の酉亥が天乙貴人である。(酉亥、全てあってこそ成立)
年干(または日干)が辛の場合、地支の寅午が天乙貴人である。(寅午、全てあってこそ成立)
年干(または日干)が壬, 癸の場合、地支の卯巳が天乙貴人である。(卯巳、全てあってこそ成立)
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-昭晴-
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