運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
五行が偏重された命式の人の人生が苦しい理由
四柱推命学では"偏重"、"重重"という表現がある。
特定の五行や通変星が多いか、または旺相になった時に使う表現だ。偏った気運を持った命式は病気であり、問題だと言うが、なぜだろう?
偏重という意味は特定勢力が盛んで、命式全体がその気運に集まっているということだ。
たとえば、木で偏重された命式だとすれば、他の人より木の性向が顕著に現れるという意味で、
印星で偏重された命式なら、他の人より印星の能力が独歩的に発達したという意味だ。
簡単に言えば、人より優れて特出な面があるという意味なのに...
なぜ人生が苦しいのか?
なぜ病気になると判断するのだろうか?
四柱命式の気運が偏重になると剋と洩の問題が生じる。
剋は我執で洩は執着だが、
それで、偏重された命式の人の人生が苦しいのだ。
当然、挑戦的で自分が正しいと思う部分は他人との妥協が難しい。
すべての偏重された命式がそうだ。
ただ、偏重された五行や通変星によって、その方向性が異なるだけだ。
人の命式を分析してみると、ほとんどの人々は命式が一方に偏っている。
それは、その人の性向が簡単に変えない理由だ。
機会をうまく活用すれば、大きく発展することができるのも偏重された命式だが、
逆に誘惑にかられると、再起不能で壊れやすいのも偏重された命式だ。
偏重された命式でも偏重されたことを牽制する気運があったり…
偏重された命式を中心に相生になると、多少苦労しても大いに能力を発揮できる。
しかし、そうでない場合にはそれこそ生きる人生が茨の道だ。
特に、運が悪くなれば、偏重された命式はそうでない命式より被害が甚大になる。
偏重された命式の大きな短所は他人の誘惑に簡単に乗ってしまうことだ。
基本的に我執と執着が大きいので、当然の結果であるしかない。
人が失敗し、滅びる理由は...
するべきことをしていないから失敗し、滅びるのではなく、
すべきでないことをしたために失敗し、滅びるのだ。
優れた面もありますが、不便に暮らす命式!
それがまさに偏重された命式だ!
もし、自分の命式に偏重された気運があるとすれば?
"何をすればいいのか?" を悩まずに...
"何をしてはいけないのか?" を心の中に秘めて生きなければならない。
そうしてこそ、我執と執着を捨て、その優れた能力を十分に使うことができる!
偏重された命式は両刃の剣である。
どちらを使うかは、まさに皆さんの後天的な努力にかかっている。
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-昭晴-
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