運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
四柱推命の勉強|用神の状態が良い命式
良い命式の形はいくつかありますが、3つだけ選んでポスティングしています。今日は用神の状態が良い命式についての文です。
上の命式は身弱で、丙火が用神です。日干の真横や下(日支)に用神があると良く、その凶神が周囲の生を受けて力があれば良いのです。
丙火はすぐ前に木があって力があります。丙火が最も恐れるのは水ですが、水生木、木生火の流れにつながり、まったく脅威にはなりません。
また、用神によって陰陽の傾きが改善されるとより良く、用神の位置する場所において、星と宮が互いに相反しなければより良いのです。
上の命式中で左の命式は身弱で己土が用神ですが、日干の近くにあって良く、陽の気がとても強く、陰陽の改善が急がれますが、用神である己土が陰の気で良いのです。それから、己土は印綬で、時干は偏印宮なので、とてもいいところに落ち着いているのです。
もし、右の命式のように戊寅時に生まれたら、用神である土が日干の近くにあり、偏印が偏印宮に落ち着いた点は肯定的ですが、陽の気がさらに強くなるだけでなく、用神である戊土は陰陽の改善に役立たないので、左の己卯の時に生まれた命式よりも格が下がります。
上の命式は、一見身弱のように見えますが、身強の命式です。 子月の丑土は水分の多い凍った土地なので、水の勢力といえます。
命式に忌神である金がないのが良いし、用神である甲木が傷官ですが、食神宮の月干に落ち着いたのも良いです。
しかし、用神である甲木が子水の上に座って良さそうに見えますが、周りが全部水なので、浮木になるのではないか心配です。そんな中、未土はたとえ閑神であっても溢れる水を統制する堤防の役割をするので用神の不備を助け、極めて傾いた陰陽を画期的に改善している命式です。
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-昭晴-
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