運命は人生のガイドラインを提示しますが、その道を作っていくのは運命の主人公です。
四柱推命 通変星|正官は管理、偏官は抑圧だ。
正官と偏官… いずれも日干を剋する通変星だ。
官と呼ばれる正官があり、殺と呼ばれる偏官がある。
陰陽の差異によって、正官・偏官と呼ばれ、両方とも日干を剋するため、相談時に法、規則、秩序と通弁する。
それでは、正官・偏官は二つとも法だが、どのような違いがあるでしょうか?
また、なぜ正官は吉神で、偏官は凶神なのか?
そして、正官・偏官を法と言いますが、、、
では、法とは何だろうか?
法というのは人間社会を維持するための一つの基準だが、もし法というのがなければこの世はどうなるだろうか。
おそらく、この世はシベリアの原野やアフリカの密林のような動物の王国になるだろう。
人間の仮面をかぶった動物たちの王国!
動物のように力の強い人が力の弱い人の生命と財産を奪う弱肉強食の時代になるのだ。
道徳心を持った人間は少ないが、利己心を持った人間は多いため、人間・共同体が崩壊し、各々生きる道を図る事になるのだ。
しかし、法というものがあるので、弱いからといって奪われず、多数の人が共同体を成し生きていくことができる。
1人1人が外部の脅威に保護されること! これが法の順機能なのだ。
しかし、法律というものは個々人を保護すること以外にも、
人間社会を効率的に統制するために存在するため、個人の自由に干渉するようになる。
法が厳しく、その法の種類が多いほど個々人の自由度が落ちるのだ。
一つの集団が一つの目的を持って多数の所属人員を統制しなければならないため、そうするほかない。
個々人がある目的のために自由を剥奪されること... これが法の逆機能なのだ。
それ故、日干(私)と比肩(私の知人)を剋する編官は法の逆機能的な性格を持っているので…
子平眞詮で言う四凶神... その四凶神の中でも一番悪い“殺”であるし··
劫財(社会の同僚、ライバル)を剋する正官は、法の順機能的な性格を持っているので…
子平眞詮で言う四吉神··· その四吉神の中でも一番良い“官”なのである。
正官は管理、偏官は抑圧だ。
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-昭晴-
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