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運が悪い時も大きな影響を受けない四柱推命命式
1. 喜神なく用神のみであるが、その用神が天干にあり、月支に根を下ろしている場合
調候で抑扶で見ても用神は湿ᅡ土だ。調候から判断すると水が用神であるという人もいるだろう。
しかし、一応命式の原局に水が非常に弱く、また運から来てもあまり役に立たない(旺者沖発の論理)
時干の癸水が薬神の役割を果たさなければならないが、根のない陰干なので、薬神としての価値はまったくない。
状況から見ても使い道から見ても、用神は当然月干にある己土だ。喜神は仇神である木を剋する金が喜神となる。
原局に喜神は存在しないが、本当に嬉しいのは、用神である己土が月支に根を下ろしているという点だ。
天干が根を下ろしても、月支に根を置くのはその威力が異なる。しかも身弱だが、月支と年支に日干の根もある。
さらに嬉しいのは、用神である己土正印が日干のすぐ隣で生じることだ。官印相生、殺印相生は印星が日干の隣にあってこそその価値が大きい。
忌神、仇神の運が来ても大きな影響を受けない四柱推命命式だ。
2. 五行がバランス良く、相生と流通が良い四柱推命命式
時支の巳火 => 日支の丑土 => 月支の申金 => 年支の亥水 => 年干の乙木に生の流れが続く。
月支まで火だったなら完璧な命式になるところだったが、この程度の生の流れだけでも流通がとても良い。
実際、このように五行間の相生と流通が良いと、「抑扶用神」を区別するのも曖昧になる。
時支の巳火と年支の亥水が互いに沖の関係にあるが、遠く離れているため、その作用力は少ない。
あえて「忌神」 「仇神」を区別すると、忌神は月支の申金となり、仇神は忌神を生じる丑土となる。
しかし、このような命式は運から木、火、土、金、水のうち、どんな五行が入ってきても、人生に大きな変化がない。
五行間の勢力が似ており、そのうえお互いの生の流れが良ければ「忌神」 「仇神」の運にもあまり影響がない。
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