四柱推命、六爻占術を勉強する空間です。これに基づき、踏み込んだ分析と専門性のある電話・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
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印星が多いと無能な人?
相談や授業を終え、休み時間にインターネット·コミュニティに入る時がある。
占い師なので、やはり占い関係のコミュニティを多く目にする。
新しいことを学ぶという観点よりも、大衆が「四柱推命」をどう考えるかを知りたくて接近する。
普通、アマチュア·コミュニティが大多数なので、実力的な部分はあまり期待しない。
よく分からないのは当然のことだ。四柱推命はそんなに簡単な勉強ではない!^^
コミュニティを見ると、時々眉をひそめる掲示物を目にするが、その中にはこのようなおかしな掲示物が多い。
印星多者は無能力で、性格も悪く、どうのこうの。
印星多者に敵であるように、印星多者に根も葉もない暴言を吐く。
それを見ていると、情けない思いが津波のように押し寄せてくる。それと同時にこういう考えもする。
「あの人たちは一体、印星が何なのか知って騒いでいるのだろうか。」
推測によると、おそらく食傷を剋する性向と日干を生じる性向だけで判断をしたようだ。
食傷を剋することと日干を生じる作用は、実はそのような意味ではない。
日干を生じるという意味で、印星は恵みだ。そのため、環境的に特に人生の序盤の運で大変な場合はめったにない。
もらえるものが多いため、あえて自ら進んで何かを勝ち取る必要性がない。
無能力というより、あえて直接出なくても周りが自分の面倒を見てくれるという意味だ。
勤勉な貴族を見ることは珍しい。
貴族は勤勉である必要がない。何もせずに使用人たちに指示さえすればいい。
ただし、身弱の場合(印星は強くても、日干の根がなければ、身弱だ。)の印星は負担になる。
周りの人からの恵みと同時に期待されるので、その過度な期待感でメンタルが崩れて苦しむ。
食傷を剋するということは、レベルが高く、優雅な精神世界を持っているという意味だ。
食傷とは人間の1次元的な行為、つまり本能を意味するが、それを剋するという意味は
食べること、着ること、寝ること、恋愛すること···。このようなことに執着しないという意味になる。
それで、「印星多者」は世俗的な観点を脱して、宗教や哲学、思想のような精神世界に関心が高い。
世俗に染まった人から見ると、無能力者と勘違いする。無能力なのではなく、高貴なものだ。
考え方のレベルが違うため、自然に物事を眺める目が高い。そのため、不足している(???)社会が、かえって印星多者の目線に合わせることができない。
印星多者が寂しいということは、本当に周りに誰もいないから寂しいのではなく、自分の基準を満たす人がいないのだ。
習得·収集するのは印星の性向なので、他人の目には優柔不断に見えることもある。
しかし、印星多者の立場では、何一つ捨てることは簡単ではない。
逆に解釈すれば、些細なこと一つ一つも大事に思うという意味にもなる。
それで、いくらあくどい職場の上司や夫に会っても、それを理解して納得するのが印星多者だ。
こんな能力を誰でも持てるのか。
自分が直接何かを成し遂げることだけが能力ではない。
相手を利用し、相手と同行して何かを成し遂げるのも能力だ。
四柱推命の知識が薄くて誤った偏見を持った人々が「食傷=能力」、「印星=無能力」… こんなうわごとを吐くのに···
そうした軽率さが相手を深く傷つけ、ひいては大衆に四柱推命学界の不信を生む理由になると思う。
この文を読む人の中に、文を書く『私(昭晴)』が印星多者であるため、擁護して合理化するかという人間がいると思う。
その人たちに言いたい。私(昭晴)は印星一つに正官格である。印星多者とは何の関係もない人だ。
そして、命式はそれぞれ特性があり、その特性が命式内の状況によって長所、短所として現れるものであり、
特定の五行や通変星が優越で、劣等であるということはない。
四柱推命の勉強をちゃんとしてほしい!
たとえ本当にその人の欠陥があっても、それを残念に思って補ってあげることを考えなければならない。
何か一つを取ったかのように、待っていたかのように、その人をけなすと気分がいいのか。
相手をけなしたからといって、自分たちが優越になるわけではない。どうかしっかりしてほしい。
実力の不足や経験不足から生じる問題はいくらでも理解できる。人間だから!
しかし、悪い心で人を辱め、その手段として四柱推命を使うというのは理解できない。
他人の命式で根拠のない人身攻撃をする人は、四柱推命を勉強する資格さえなく、発展の可能性はなおさらない。
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みか (金曜日, 14 8月 2020 14:54)
ときどきブログを拝見させていただいております。いつもありがとうございます。そうですよね。人の人生に助言する側にいる人は、その言葉の重みを大切にする必要があるますよね。悩んでいる人にとっては、占い師の一言はとても大きなものになるので、それによってその人の人生が変わるかもしれないですよね。私も四柱推命の勉強をしているので、おっしゃられていることについて理解できます。
ななし (木曜日, 16 12月 2021 16:31)
コメント失礼します。
私も印星が3つありますが、とかく印星を目の敵にするのは気持ちがいいものではないですね。
四柱推命はこの星があるからたくさんあるからこうだ!というのではないと思うので。
rt (月曜日, 03 7月 2023 18:48)
初めまして。コメント失礼します。
私は印綬3つ、偏印3つ、傷官1つの命式です。
衰2墓2と幼い頃からどんな時でも孤独と縁があり、生きづらさを感じていました。
40代になった今、生き方を模索しながら余生を大切にしていきたいと思います。
昭晴 (火曜日, 04 7月 2023 10:42)
ご関心をおよせいただき、ありがとうございます。
バランスに問題がある命式だとしても
運の干渉によって現れる現象は様々です。
何より当事者の心構えが重要だと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
昭晴
Lee (木曜日, 10 8月 2023 06:14)
成程と、腑に落ちる文章に気持ちが凪いでおります