【四柱推命用語】成功と出世の格-明官跨馬/世田谷韓国占い師 昭晴

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成功と出世の格-明官跨馬

四柱推命用語の中に「明官跨馬(みょうかんこば-明るい官が馬に乗っている）」という言葉がある。

これは命式原局の天干に官星が透出され、地支に馬に喩えられる財星があり、官を生じている形をいう。言い換えると、明官跨馬とは官が財という馬に乗っている様子を指す。

明官跨馬が成立するためにはまず身強でなければならず、天干に官星が透出され、地支から財星の生を受け、官星が安定的でなければならない。また、天干に透出された官の根が堅固で、混雑（官星が陰と陽で構成されたもの）してはならない。

財滋弱殺のように日干が強い場合や官星が弱いとき、財星が弱い官星を生じて官星が強くなる場合も明官跨馬である。

男性の命式が明官跨馬なら、妻の実家の財力が強く、妻の実家の助けや妻の献身的な内助で出世し、職場での昇進も早い。

女性の命式が明官跨馬なら、本人が強い財力を基に出世することもあるが、夫の出世のために水火も辞せず、献身的な努力をしてついには夫を出世させる人である。

人間の運命において、財とは妻であり、財の助けとは、妻の内助が大きな役割を果たすことになるという事実を意味する。このように格がある場合、大きな成功が期待できるのだ。ところが、逆に身弱であり官が強いのに、財が再び官を助けることになれば、官庁で問題に絡んで破局を招くことになる。

結婚適齢期の男女がお互いに配偶者を探す時も、本人が成功した人はこのような命式を持った人に出会うだろうし、成功できない人は外見や乗る高級車だけを見て、結婚した後に貧しくなったり離婚の痛みを経験するだろう。

人生はお金が多いからといって成功するわけでもなく、上司にへつらうからといってすべての人が昇進するわけでもないため、ある意味... 成功と失敗の原因はすべて自分の選択であり、運の波をどのように利用するかによって結果は千差万別に現れる。