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四柱推命と心理
普通の人々は、四柱推命鑑定と言えば、事件と状況の解釈だけを考える場合が多い。
現業の占い師ですら、そのような考えを持つ人たちがいる。彼らの主張はこういうふうだ。
「人の心、特に占い師を訪れる依頼人の心は極めて主観的なので、敢えて審理を論じる必要はない!⌟
こんな具合だ。それで、その人の心理は等閑視して目に見える事件や状況だけに集中する。
これは非常に間違っていると思う。世の中に理由のない結果はない。
仏様も一体有心造だとおっしゃい、イエス様も信じる通りになるとおっしゃった。
聖賢たちの言葉のように、すべての事件の始まりが心理であり、それが最終的な結果につながるのに、なぜ心理状態を見逃すのか。
それはまさに人々の錯覚と偏見のためだ。
人の心理というものは、血液型遊びのように単純で、つまらないものではない。
それで東洋と西洋ともに人の心理研究に対する歴史が深く、その理論も多い。
しかし、西洋の心理研究は多様な分野でその専門性が認められているが...
東洋の心理研究、とりわけ四柱推命学での心理は、単なる神秘主義や興味の種として受け止めているのが今の現実!
人々の偏見とは異なり、東洋と西洋の心理研究は、その内容が多くの部分で一致している。
ま、西洋も人が住んでいるところなのに東洋と全然違うだろうという考えも笑えるところ。
東洋の子平命理学の財、官、印、食... 西洋の精神分析学の思想、感覚、直覚、知覚には共通点がある。
子平命理学の財星は精神分析学の知覚(Feeling)とその意味が共通していて…
子平命理学の官殺は精神分析学の思想(Thinking)とその意味が共通していて…
子平命理学の印星は精神分析学の直覚(Intuition)とその意味が共通していて…
子平命理学の食傷は精神分析学の感覚(Sensation)とその意味が共通している。
単純に子平命理学が精神分析学に劣らないということを見せたくて関連付けたのではない。
このように子平命理学(私たちが四柱推命だと知っているもの)も精神分析学のように根本心理があるのになぜ?
⌜すべての事件の発端となる心理には目をそらし、目に見える現象だけを眺めるのか」ということだ。
例えば、依頼人が仕事の問題で訪問したとしたら!
ほとんどの占い師は依頼者がいつごろ仕事を始められるかを重点的に解釈している。
そのようなアプローチもいい。しかし、そういうやり方で接近する前に、まず考慮しなければならない部分が···。
「その人はどのような仕事を持てば、幸せに暮らすことができるのか。」
「その人はどのような仕事を持てば、自分の能力を十分に発揮できるのか。」
「その人はどのような仕事を持てば、現在の自分の周り環境をうまく活用できるのか。」
「仕事を持つとしたら、サラリーマンの生活は合うか。もし合うなら、どのような規模や特徴の企業に就職すれば有利なのか。」
「もし特定の進路を選択すれば、その分野でいつ頃成功するのか。また成功したらそれがどれくらい持続するのか。」
「その仕事を持ったら、どのくらい周りの助けを期待できるか。」
「今まで仕事をしながら、その人が最も大変で、問題になる部分は何か。」
上記の事案からまず考慮しなければならない。その次に運を見て、いつ頃就職ができるかを判断しなければならない。
ここに細部的に他の觀法を加えれば、この人がどのように振る舞い、準備しなければならないのかが出てくる。
運勢相談は、単純に「なれる」…「なれない」といった結果的な部分だけ通知するのではない!
囲碁の復碁のようにその対局で⌜どのようなミスをしたのか? ⌟…⌜何が問題なのか?⌟... このような部分を確認してあげなければならない。
そうしてこそ、依頼者が同じ過ちを繰り返さない。どんなに運が変わっても自分のことを知らなければ、同じ過ちを繰り返すことになる。
運は変わるが、原局(生まれた生年月日時)は固定的だからだ。そのため、運を正しく解釈するためには、まず原局からしっかり見極めなければならない。
始めるためには、まず人の心を知らなければならない。 それが心の道理を知る方法… 心理だ!
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