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運について大きな勘違いをしている人々
人々は日常生活で運という言葉をよく使う。四柱推命学を勉強する人だけでなく、四柱推命学を知らない人も日常用語としてよく使う。
「今回は運が良かった」、「この前は運が悪かった」といった具合によく表現する。
多くの人が使っているが、きちんと知ってから使っている人は少ないようだ。運を恨む人が多いからだ。
「運が悪かったから、俺の人生がめちゃくちゃになった」こんな風に罪のない運を責める。
このように運のせいにする理由がある。人々が運について大きな勘違いをしているからだ。
それでは運とは一体何だろうか?
運の辞書的な意味は"動く"、"進む"、"(何かを)移す"となる。一種の流れを意味する。
四柱推命学で運は「その人の人生の流れ」を意味する。たとえれば四柱推命命式の原局は船であり、運は海になる。
私たちはそれぞれ生まれながら、「命式」という船に乗って、「運」という海を漂っているわけだ。
運という海は絶対に静かにただ留まるものではない。時間の流れによって波が変わる。
この運という波が命式という船の目的地と同じ方向に一致してこそ人生という航海が順調に進む。
船も漁船か?
商船か?
軍艦か?によって目的と機能が異なる。
漁船は魚が集まる場所に行く、商船は主要取引国に行く、軍艦は敵との戦場に行く。
目的も異なり、行こうとする目的地も違わざるを得ない。問題はここから始まる。
船が東から西へ行こうとするが、波が西から東へ行くと、その船は目的地に行きにくい。
逆に波が東から西に後ろから押してくれるなら、船は西という目的地まであまりにも簡単に行ける。
人はそれぞれ希望すること、しようとすること、できること、好きなことすべて違う。
生まれつきの命式と生んでくれた親が違うからだ。
自分に来る運(特に大運)が、どのような方向性を持って、自分の命式と相成を成すかによって、自分の人生が変わる。
船が向かおうとする方向とは逆の方向から波が来るなら、船は前に航海できず船酔いするように···
自分の人生とは全くかけ離れた運が来ると、自分がしようとすることに障害が生じ、その過程で苦しむ。
波がどの方向に打つかが問題ではなく、船が行く方向と逆の方向に波を打つので問題になるように···。
人生は運そのものの問題ではなく、自分の命式の方向と運の方向が反対なので、問題が生じる。
運はなんの過ちもない。
来年が2021年の辛丑年だ。金と土の気運を持つ年になる。
金と土の気運、辛丑という気運が皆さんの命式の構造によってその意味はそれぞれ異なる。
辛丑という気運は楽さと成功をもたらす人がいる反面、不便さと失敗をもたらす人もいる。
そのような理由で、努力よりは方向性がもっと重要で、方向性よりは時期がもっと重要なのが私たちの人生だ。
運に非はない。ただ、自分の命式と合わないために苦しいだけだ。
それで、私たちが勉強する命式を四柱推命学と呼ぶ。
命を治める学問! 人生の処世術だ。
運は誰にでもあり、誰にでも影響を与える。自分が失敗したからといって運が悪いわけではない。その運が自分に合っていないだけだ。
非もない運に悪口を言ったからといって、自分の人生が変わるわけではない。運を認めて世を渡るとき、運は自分を助けてくれる。
台風が来ているのに無謀に船を引っ張っていく船長はいない。しかし、運が悪いのに、無謀に命式のように生きていく人はあまりにも多い。
運が悪くて自分の人生がめちゃくちゃになるわけではない。結局はそれを知らず、知ろうとせず、知っていてもわざとそっぽを向いた自分自身が自分自身をめちゃくちゃにする。
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