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【前世の成績表】四柱推命命式
易学者、特に四柱推命をしっかり学び、長年のカウンセリング経験がある人は四柱推命命式をよく「前世の成績表」とも言う。
因果論の法則上、原因のない結果はないという論理から出た言葉だ。
前世、現世、来生を語る輪廻も因果論の一部分になるので原理的には正しい言葉である。
世界のすべては縁があり、その縁は理由もなく結ばれるものではない。人との縁も同じだ。
運勢相談の中に家族相談をする場合も多い。
依頼者が自分の命式以外に自分の家族の運勢を見る場合である。
親子が血縁であっても命式は異なるものだが、親子の間に命式の構造が似ている場合が多い。
例えば、母親が食傷旺、子どもも食傷旺、母親が印星旺、子どもも印星旺、このように。
このような場合、相談しやすい。
母親の気質と子どもの気質がかなり一致するため、子どもの性格、価値観などを母親の立場から見れば理解しやすい。
四柱推命命式が前世の縁故であるため、このように命式が似ていれば親子の縁も格別だ。
(もちろん運勢を離れて親子の縁ということ自体が大きな縁ではあるが)
このようなケースもあった。
母と娘の命式のうち、なんと干支5文字が互いに同じだった。
文字だけでなく文字のある位置まで同じだった。通変星だけではなかった。
「日干も同じで、月令も同じで、格も同じで、用神も同じで、調候も同じで、神殺も同じで、大運の流れまで同じだった」
ただ、その三文字の差で格の成否が変わり、合·冲関係の違いが生じた。
偶然の一致とも考えられるが、偶然の一致というには不思議なほど命式が似ている部分が多かった。
なので、
当然、母親と娘の気質と生が似通うしかなかった。
特に目につくのは、娘の話になると、たいへん慎重であった。それは、平凡な母親たちの子どもへの愛情ではなかった。
娘が自分と命式と似ている部分が多いため、無意識的に同質感を強く感じていた。
ただ娘のすべてが順調にいけばいいというのではなく、本当に可能なら娘の人生を生きてくれそうな勢いだった。
親子の縁の大きさが違うため、親子の命式の構造が似ていることも、かなり違うこともある。
親も人間であるため、自分と気質が似ている子どもに愛着を持つのが事実だ。
人間も動物であるため、同質感を感じれば楽になり、異質感を感じれば不便になるので当然の結果だ。
因縁法で言えば、前世の縁が弱いのだ。もちろん、前世の縁というのは四柱推命命式にだけあるのではない。
しかし、生まれた時に与えられた四柱推命命式もやはりそのまま与えられるものではないため、それほど縁が深いといえる。
親子でなくても恋人でも、全く知らない他人も同様だ。
同じか、類似した四柱推命命式はそれほど共通している業(karma)が多いという意味になるからだ。
実際の相性を見ても、互いに四柱推命命式が似ていれば、仲睦まじい。当事者たちが四柱推命命式を知らなくてもお互い感覚的に感じるのだ。
親または子どもと四柱推命命式の構成に差があり、異質感を感じる人もいるだろう。
挫折する必要はない。
誰にでも自分と深い因縁はある。ただ、その相手が血を分けたのかどうかに違いがあるだけだ。
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