鑑定歴 27年/鑑定件数 約50000件超(令和2年3月現在)
皆様の未来を予測し、お悩みを理解する昭晴です。韓国式四柱推命と六爻占術特有の踏み込んだ分析と専門性のある電話占い・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
ご相談及びご受講のお問い合わせ
080-1391-4810
※相談や授業中は電話に出られない場合がございますので、よろしければLINEやメールよりご予約ください。
【開運の最適期】 運の流れが最も良くなければならない時期は?
人の人生で良い運の流れは多くても30~40年だが、この時も20歳以降に良い運で行くべきであり、また少ない時は10~20年間良い運が来るが、すべからく30歳以降に良い運で行くべきだ。もし、好運を迎える時期が早すぎて、幼年や20歳以前だったら、どうして成功できるだろうか。
清の陳素菴先生が著した命理約言にある内容だ。
清の宰相であり、当時の四柱推命学者だった陳素菴先生は、「人の大運が一生良いわけがない」と語った。
良い大運は普通10年~20年、長くても30年~40年だが、人生の中で中年に良い大運が訪れるのが最も良いと述べた。
私もこの言葉に共感を覚える。人の人生は初年、中年、晩年があるが、いずれも良いものではない。 たいていの人はある時期に開運する。
そのうち開運の時期、つまり良い大運が20歳以前に訪れるのは大きな意味がない。
20歳以前は未成年者なので、命式の当事者が責任を負うことがあまりないためだ。親の陰にいる時期だ。
そのため、20歳以前の幼年大運がよかったとしても、自分の人生で大きく得られるものはない。
もちろん、運の悪い人よりは比較的豊かな生活を送るべきだが、社会活動をする時期ではないため、実際にはあまり得るものがない。
それでは老年期に良い大運が訪れるのはどうだろうか。このような状況もそれほど歓迎することではない。もちろん、悪い大運よりはずっと良い。
人は良いものを享受するのも時期がある。年を取るにつれて良いものはすべて享受しにくくなる。
足に力があってこそ旅行にも行き、健康であってこそ美味しい食べ物も食べることができ、視力が優れてこそ、よい景色も見ることができる。
70歳~80歳になって良い大運が来ても、そのような良いことをまともに享受することは難しい。
生まれつきの体質が良いか、普段から自己管理に熱心な一部を除けば、ほとんどの人たちは老年に自分の体を維持することも大変だ。
このような状況で経済的に良いものが入ってきたとしても、どれほどまともに享受することができるのか。
もちろん、平均寿命の長い国では老年の良い大運も役に立つことはできるが…。
結果的に言えば、年を取ると不便なことが多すぎるということだ。
開運の最適期は30歳~60歳の中年の期間だ。この時期が社会的な活動が最も旺盛で、お金を支出する場合も多い。
この時期に自分の健康と富と地位をよく作っておけば、老年に悪い大運に変わってもその衝撃を減らすことができる。
何よりも良いものをたくさん享受して楽しめる時期だ。自分が享受することもあるが、その分、周辺に良い影響も多く及ぼすこともありうる。
幼年期の時は親の干渉、老年期には年齢のために人生をまともに享受できないが、中年は違うのではないか。
もちろん、良い大運が来るのは、自分が望むからといって来るのではない。良い大運自体が最初から入ってこない人もいれば、入ってくるとしても短く来る人も多い。
良い大運が長く来ても、命式の構造によって体感する開運の大きさも違う。
良い大運が中年に入ってくるなら、それほど大きな幸運もないだろう。
相談の際、20代の社会に第一歩を踏み出す方々は30~40代の年で良い大運が訪れるというとがっかりする場合が多い。
決して失望することではない。
人の運の流れが一生良くなるわけではなく、どうせ良い大運が訪れるなら中年が最上だ。
喜ぶべきことだ。
10代の20代の時に良い大運が訪れてしばらく享受し、お金をたくさん出費しなければならず、社会活動が旺盛になる中年に倒れる人生が良いのではない。
中年に良い大運が来れば良い点がもう一つある。初年には悪い大運が来て苦労しても克服できる。
また、その分、底力も積もる。このような状況で、30代以降の良い大運を迎えれば、開運の醍醐味を味わうことができる。
良い大運の機会+悪い大運で作られた良い態度がシナジー効果を起こして人生が大きく変わる場合が生じる。
初年に良い大運を迎えると傲慢になる。
その後、運が悪くなれば、自分の境遇を認められず、人生を勝手に生きるという不祥事が起こりやすい。
ひどい場合には極端な選択をする。初年の身に余る成功が毒になったケースだ。
もし、自分の運勢が中年に良い大運が訪れるなら、心から喜ぶべきだ。
そのためには、その時まで一生懸命準備しなければならない。
希望を失わず···。
コメントをお書きください