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【四柱推命格局論】格局を勉強しなければならない理由 | 世田谷区の電話占い鑑定師 昭晴


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格局を勉強しなければならない理由

 

四柱推命学には格局という看命法がある。

(看命 : 先天運命と後天運命を四柱推命鑑定法によって鑑定すること)

 

五行や神殺のように大衆的な認知度を持った用語ではなく、四柱推命学を勉強する人だけが知っている四柱推命学用語だ。

 

いや、四柱推命学を勉強する人さえよく知らない場合がある。

 

恋愛問題を中心に相談する術師たちがそうだ。

 

現実的に、相談依頼人は女性中心で、このような現象が起きる。

 

「格局を勉強すれば頭が痛く、恋愛問題に使いにくいから、そのまま格局は学ばずに別の看命法を使う」という意図とみられる。

 

しかし、そのような考え方は大きな勘違いだ。四柱推命学の格局についてまともな理解がないからだと思う。

 

四柱推命学において、格局とは自分だけの価値観だ。

 

人生の目標といってもいい。 後天的に習得する部分だ。

 

自分の好きな部分が日干なら、格局は自分が正しいと信じるところだ。

 

格局で相手がわかる部分は大まかに下記の通りである。

 

この人が何の人生の目標を持っているのか? 人生の目標がはっきりしているか?

 

人生の目標があれば、それが一つなのか? それとも複数で存在するのか?

 

人生の目標を積極的に実践するか? それとも漠然と希望事項に過ぎないのか?

 

人生の目標がある年頃に変わるのか? それとも妥協なしに、人生の目標は一生変わらないか?

 

自分の人生の目標は利益を重視するのか? それとも名分を重視するのか?

 

利益を重視であれ名分を重視であれ、結果的に自分の持つ人生の目標が社会で競争力があるのか?

 

この人は果たして何を正しいと信じているのか? それが果たしてこの人の人生にどれだけ役に立つだろうか?

 

 

大体このような具合だ。そのため、進路適性診断でよく使われる看命法だ。しかし、適性診断だけで使うのではない。

 

 

恋愛問題にも大きな影響を与える。男女の恋愛問題を五行や六十干支、神殺だけで鑑定する人は鑑定の深さが浅くならざるを得ない。

 

恋愛問題、特に結婚を前提に会う仲なら、各自の価値観が大きく作用するからだ。

 

 

私は傷官格の女性なので、進歩的な政治色を持っているのに、

 

彼氏は正官格の男性なので、保守的な政治色を持っていれば、その出会いそのものが分裂の始まりだ。

 

私は偏財格の女性なので、ご飯はどこで飲んでも構わないが、コーヒーは有名ブランドのコーヒーを飲まなければならないのに、

 

彼氏が正印格の男性なら「私ならご飯を腹いっぱい食べて、自販機コーヒーを飲む」というふうに叱ればその出会い自体が分裂の始まりだ。

 

 

水より濃いのが血で、血より濃いのが利益で、利益より濃いのが理念だ。

 

お互いに理念が違えば、親子の間でも一瞬にして他人になり、

 

お互いに理念が違えば、いくら親しい友人も一瞬にして仇になる。

 

格局はその人の理念を示している。

 

何のテーマで相談をしても、格局を無視してはならない理由だ。

 

格局は適性診断だけで使われるのではない。


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