鑑定歴 27年/鑑定件数 約50000件超(令和2年3月現在)
皆様の未来を予測し、お悩みを理解する昭晴です。韓国式四柱推命と六爻占術特有の踏み込んだ分析と専門性のある電話占い・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
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格局を勉強しなければならない理由
四柱推命学には格局という看命法がある。
(看命 : 先天運命と後天運命を四柱推命鑑定法によって鑑定すること)
五行や神殺のように大衆的な認知度を持った用語ではなく、四柱推命学を勉強する人だけが知っている四柱推命学用語だ。
いや、四柱推命学を勉強する人さえよく知らない場合がある。
恋愛問題を中心に相談する術師たちがそうだ。
現実的に、相談依頼人は女性中心で、このような現象が起きる。
「格局を勉強すれば頭が痛く、恋愛問題に使いにくいから、そのまま格局は学ばずに別の看命法を使う」という意図とみられる。
しかし、そのような考え方は大きな勘違いだ。四柱推命学の格局についてまともな理解がないからだと思う。
四柱推命学において、格局とは自分だけの価値観だ。
人生の目標といってもいい。 後天的に習得する部分だ。
自分の好きな部分が日干なら、格局は自分が正しいと信じるところだ。
格局で相手がわかる部分は大まかに下記の通りである。
この人が何の人生の目標を持っているのか? 人生の目標がはっきりしているか?
人生の目標があれば、それが一つなのか? それとも複数で存在するのか?
人生の目標を積極的に実践するか? それとも漠然と希望事項に過ぎないのか?
人生の目標がある年頃に変わるのか? それとも妥協なしに、人生の目標は一生変わらないか?
自分の人生の目標は利益を重視するのか? それとも名分を重視するのか?
利益を重視であれ名分を重視であれ、結果的に自分の持つ人生の目標が社会で競争力があるのか?
この人は果たして何を正しいと信じているのか? それが果たしてこの人の人生にどれだけ役に立つだろうか?
大体このような具合だ。そのため、進路適性診断でよく使われる看命法だ。しかし、適性診断だけで使うのではない。
恋愛問題にも大きな影響を与える。男女の恋愛問題を五行や六十干支、神殺だけで鑑定する人は鑑定の深さが浅くならざるを得ない。
恋愛問題、特に結婚を前提に会う仲なら、各自の価値観が大きく作用するからだ。
私は傷官格の女性なので、進歩的な政治色を持っているのに、
彼氏は正官格の男性なので、保守的な政治色を持っていれば、その出会いそのものが分裂の始まりだ。
私は偏財格の女性なので、ご飯はどこで飲んでも構わないが、コーヒーは有名ブランドのコーヒーを飲まなければならないのに、
彼氏が正印格の男性なら「私ならご飯を腹いっぱい食べて、自販機コーヒーを飲む」というふうに叱ればその出会い自体が分裂の始まりだ。
水より濃いのが血で、血より濃いのが利益で、利益より濃いのが理念だ。
お互いに理念が違えば、親子の間でも一瞬にして他人になり、
お互いに理念が違えば、いくら親しい友人も一瞬にして仇になる。
格局はその人の理念を示している。
何のテーマで相談をしても、格局を無視してはならない理由だ。
格局は適性診断だけで使われるのではない。
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