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【四柱推命心理分析】印星が多いと生じる問題
印星は日干に力を与える源流になる。日干の考え方と思考を担当する役割で受容性の意味が強く内包された通変星であるといえる。
受容性とは受け入れるという意味で、INPUTの意味であり、印星が多いということは、そこそこの知識情報、使い道がある情報であろうがなかろうが、とりあえず受け入れることに一見識があるようになるが、あまりにも多くのことを受け入れることで、時には選別できない副作用が生じ、考えが多く、肯定的に考えていたこともしばらくすると否定的な考え方にたちまち変わることもある。
INPUTになると当然自然にOUTPUTになるはずだが、あまりにも多くの印星によって食傷に問題が生じると自分の表現能力、行動に積極的ではなく受動的で、迷いが多く、冒険的ではなく怠けてしまう…など実行のない考えばかりがいっぱいになる場合が多い。
男女の愛情関係も同じだが、印星が強くなると男女共に受けることに慣れているため、気に入った異性が現れても心の中で悩む場合が多く、直接的な愛情表現にはかなり未熟な場合が多い。
坤命(女性)の場合、異性から多くの関心を受ける場合も多い。しかし、官星の洩気が多いので、官星が無気力になる結果も出ることがある(もちろん、命式で官の状況によって異なる。)
また、印星が多ければ、財星の適切な制御が必要になるが、こうなると、食傷の活動力が蘇るため、財剋印の現象と共に、食傷のもう一つの機能である官星を調節する効果まで現れる。
印星が多い場合、一般に母親の影響を多く受ける場合が多く、これによる葛藤が多い。
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