【うまくいく人と、そうでない人の違い】韓国式四柱推命鑑定士 昭晴

鑑定歴 27年/鑑定件数 約50000件超(令和2年3月現在)

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うまくいく人と、そうでない人の違い

 

相談現場というここには相談依頼であらゆる部類の人々が訪れてくる。それぞれが持っている四柱推命命式が異なり、運勢も違うため、暮らしぶりも違ってくる。

 

ふとこんな思いがした。うまくいく人とそうでない人の違いは何だろう？

 

四柱推命命式の違い？

 

大運の流れの違い？

 

もちろん、このようなことも大きな原因になる。しかし、命式と大運の流れがその人の人生のすべてではないと思う。

 

では、家庭環境？

 

権力や勢力のある家や生活保護受給者でない以上、家庭環境は大きな意味がない。特に大人になってからはなおさらだ。

 

 

その違いはまさに「変数統制」だ。

 

うまくいく人々は目標が明確で、目標に達するまで目標達成に支障をきたす変数を最小限に抑えようとする。

 

確率が低くても0%でない以上、いつでも自分に該当する可能性があるという考えを常に持っている。

 

そのため、うまくいく人ほど、生活のルーティン（routine）がはっきりしていて徹底している。この部分は運動選手だけに該当するものではない。

 

※ルーティン（routine）

運動選手が最高の運動遂行能力を発揮するために習慣的に行う動作や手順をいう。

 

業種の特性上、日程は不規則になるかも知れないが、自分だけのルーティンはきちんと守る。目標に達するまで変数を最小化するためだ。

 

そのため、うまくいく人は運勢相談も変数統制の手段に活用する。

 

目標はしっかりしていて力量も十分だが、もしやその過程で起こり得る変数を統制したくて、カウンセリングの質の高い占い師を訪ねてくる。

 

メタ認知（metacognition自己客観化）がうまくできる方々だ。このような人たちの命式の構成を見ると、大運と関係なくそれ自体の等級が高い。

 

※メタ認知

自分の認知過程について考え、自分が知っていることと知らないことを自覚することと

自ら問題点を見つけ解決し、自分の学習過程を調節できる知能と関連した認識をいう。

 

 

では、そうでない人々はどうだろうか。彼らは変数統制には関心がない。

 

うまくいかない人たちは一様に「どうでもいい」という考えを持っている。うまくいかないタイプは様々だが、「どうでもいい」という枠から絶対に抜け出せない。

 

遠くない未来の結果が目に見えている問題にも、そのまま背を向けようとする。後で悪い結果が出れば、自己合理化で正当化しようとする。

 

うまくいく人はちょっとした変数も許さないが、そうでない人は本当に対照的な態度をとる。

 

だからといって、力量が良ければ「信じるものがあるからだな」と考えることもできるが、うまくいかない人の多くは力量さえ悪い。

 

このような人たちは変数統制の目的よりは関心と慰めを受けるために、どんな占い師でも訪ねて行く。(もちろん関心と慰めも必要ではある)

 

メタ認知できない方々だ。

 

このような方々の命式を見れば、大運とは関係なく、命式の等級が低い。

 

 

結果的に、

 

うまくいく人はさらにうまくいき、そうでない人はさらにダメになる。

 

些細な変数を甘く見るかどうかの違いだ。

 

人が転ぶのは大きな山にかかって転ぶことではない。足下の小さな石につまずいて転ぶのだ。

 

 

小さな変数を無視しだその結果がずっと前進できるのか。そうでなければ、そのまま倒れるかの違いを作る。