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恋愛は財星、結婚生活は官殺で
恋愛と結婚生活の最も大きな違いは何だろうか。
それは自律性と他律性の違いだと思う。
見たいことだけを見ようとする恋愛と、見たくないことも見なければならない結婚は、その本質そのものが違う。
恋愛する時は彼氏が美味しい食べ物を買ってくれて、プレゼントを買ってくれる姿に感動するが、
結婚してからは、夫がゴミを捨て、赤ちゃんのオムツを取り替える姿に感動する。
恋愛は自分に楽しさを与える時が幸せだが、結婚は自分の大変なことを肩代わりしてくれる時が幸せだ。
このように恋愛と結婚は生活の違いがある。
それではそれぞれふさわしい生活様式があるが、これを四柱推命学の観点ではどのように見るか？
恋愛を四柱推命で表現すれば財星だ！
財星というのは、意図的なアプローチだ。相手の態度や表情を見ながら、自分の目的を達成しようとする行動をとる。
相手が言わなくても、様子をうかがいながら行動すること。
意見衝突で争いがあっても適当な時に和解すること。
相手のミスで気分が悪くても、とりあえず相手の立場を考慮すること。
時には見栄を張りながら自慢すること。
たとえ、嘘でも相手が聞きたがる言葉を言うことができること。
自ら召使になること。
このすべてが通変星の財星から生まれる。
そのため、財星が旺であれば、相手を楽しませる能力がある。
それなら、結婚生活はどうだろうか。
結婚生活を四柱推命で表現すれば官殺だ！
官殺というのは、やりたくないことを相手に要求されることだ。相手に従い、責任を果たそうとする行動をとる。
昨夜夫婦喧嘩をしても、次の日の朝食を用意してくれること。
今月の家計が赤字になっても、なんとしてでも子供たちの教育に支障を来たさないようにすること。
新商品の化粧品が買いたくても我慢して子どもたちの服をもう一つ買ってあげようとすること。
家族を飢えさせないためにあれこれと熱心に働くこと。
疲れがたまって週末に休みたいが、家族を思って好きでもない遊園地に喜んで行ってくれること。
このすべてが通変星の官殺から生まれる。
そのため、官殺が旺であれば、相手の困難を喜んで抱え込む。
恋愛は財星で、結婚生活は官殺でする。
財星は官殺に向かって進む。恋愛の完成が結婚である理由だ。
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