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鬼門関殺の心理と五行相争の心理
命式に鬼門関殺、怨嗔殺などがあり、身弱や調候に問題がある場合は感情的な起伏、ヒステリーなどがある場合が多い。
例えば、命式に子水と酉金があれば、破になると同時に子酉鬼門になる。
これは感情的な不安定とともに酒乱、アルコール中毒、暴飲などで現れることもある。
子酉鬼門の場合は子供のような行動をしたり、酒乱が激しい場合もあり、過度な自己没入型の形で現れることもある。
これは周りを考えるより自分の気持ちを中心に考えるという意味であり、周りの状況に対して本人が苦しんでいるという意味でもある。
また、偏官七殺が働き財生殺になるとストレスが発生し、アルコールによる問題、時にはえせ宗教などに陥る行動などが現れる。
このような鬼門の心理的な面は身弱であったり、刑冲であったり、調候で問題があったり、あるいは命式が水火相争、あるいは金木相争であり、鬼門がある時により強く現れる場合が多い。
この場合、子酉鬼門だけでなく、他の鬼門も同様である。
これらは短時間で改善することは困難であり、
家族や周りの人たちが感情的に気楽に接することが必要だ。また、当事者にそのような部分が認められるように助けてあげ、趣味生活などをするなど、ストレス解消する方法を考えてみる必要もある。
また、火の日干には木が印星だが、命式に水の気運が強く、濕木になる時も鬼門に似た感情的な葛藤、敏感さ、ヒステリーなどが生じることがある。
鬼門がある場合の身弱は良くない作用をする場合が多いが、命式の構成がよければ「インスピレーションがある」、「直感力がある」 など一種の創意性として作用したりもし、そういったものが必要な分野では良い役割をしたりもする。
鬼門などの場合、悪い影響を受けると、ヒステリーや感情と理性が激しく交差し、判断力や思考力などに障害を与える場合もある。
また、相手を頭ごなしに疑う病的な症状として現れる場合が多い。
命式が「水火相争」や「金木相争」の場合のように、二つの対立した気運が衝突する時も、同様の現象が現れることが多いので、注意する必要がある。
普通、命式に鬼門だけがあるからといってそうなるのではなく、身弱や財生殺になるなど、いくつかの要素が加わる時、そのような面が強く現れる。
このような要素が命式にあれば、本人も注意し、配偶者などは安定を取れるように助けるのが良いと思う。
子水には「種」という意味もあり、「愛する」という意味もある。
子酉鬼門のような鬼門がある場合は愛が必要だと言えるし、暖かい愛で包んであげる必要がある。
命式に対立する要素が衝突する時も、葛藤と反目が現れる場合が多い。
例えば、坤命(女性の命式)が木の日干で、木と金が金木相争で、これを仲裁する火や水がない場合は身弱の場合だ。
また、木の日干に火がない場合は食傷がないため、愛嬌がなかったり、人間関係に疎外感を感じたりすることもある。
このような場合、表現力などを高めるのも良いが、それは短期間でできるものではなく、人間関係なども短期間で改善されにくい。
そのため、自分の時間を持ちながら趣味生活をしたり、自然に親しんだり、健全な宗教生活や心身修養など自分の世界を作り上げていくのも良い。
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