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知るのが力? VS 知らないのが薬?
「知るのが力だ(Knowledge is power)」
「知らないのが薬だ(識字憂患) 」
お互いに正反対の視点から見た知識に関する格言だ。
人によっては前者が正しいという人もいれば、後者が正しいという人もいるが、私はどちらも正しいと思う。
もう少し正確に表現すれば、状況によって変わると言える。
それでは、これらを四柱推命で表現すれば何と表現できるだろうか?
四柱推命学で代表的なインプット(INPUT)は印星で、代表的なアウトプット(OUTPUT)は食傷だ。
したがって、印星は情報となり、食傷は活用となる。
知るのが力の命式は食傷が多いので、身弱で印星を用神として用いる命式である。
食傷が多いということは知識の活用の幅が広いということなのに、そこに印星があって用神の役割をすると、
広い知識活用の幅に良質な情報習得能力を備えることになる。
このような命式は知るのが力だ。勉強すればするほど、生活の質が高まる。
それでは反対に、知らないのが薬である命式はどんな命式なのか?
それは印星が多くて弱い食神を強く剋する命式だ。すなわち、忌神になる命式だ。
印星は、日干を生じる側面においては情報習得と戦略構成となるが、食傷を剋する側面においては行動の制約となる。
このような命式は、命式の主人公が知っていることがあまりにも多く、情報を生産的な側面で使わず、自分の体を保護するのに使う。
必ず必要な情報は知恵になって実践するのに大きく役に立つが、
必要以上の情報は心配を作り、かえって実践の妨げになる。
情報は力になりうるが、毒にもなりうる。
その違いは、印星が「命式の原局」でどのような役割をするかの違いから出てくる。
印星が用神として使われると、知るのが力だが、
印星が忌神として使われると、知らないのが薬だ。
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