韓国釜山出身/鑑定歴29年・講師歴17年/鑑定件数 約50000件超(令和3年3月現在)
皆様の未来を予測し、お悩みを理解する昭晴です。韓国式四柱推命と六爻占術特有の踏み込んだ分析と専門性のある電話占い・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
ご相談及びご受講のお問い合わせ
080-1391-4810
※相談や授業中は電話に出られない場合がございますので、よろしければLINEやメールよりご予約ください。
五行がすべて揃っていれば、良い命式???
何かがなければ、それ自体が問題だと思う。
四柱推命をまともに勉強できなかった人々の錯覚の一つが
何かがなければ、それ自体が問題だと思う。
「私の命式に木がないから問題だと思います」
「私の命式に火がないから問題だと思います」
「何がなくて」問題になるのではない。
命式の原局で「必要なものがないから」問題になるのだ。
そして五行がすべて揃っているとしても、それ自体が良い命式の条件になるわけではない。
正確に言えば、
「五行が全て揃っていて、それらがお互いに相生と相剋の関係で自然に天干地支を通じて流れていく時」良い命式と言えるのだ。
五行がすべてあること自体が重要ではない。
最も困った命式は
五行は全部揃っているが、
五行がお互いに相生の関係に流されない構造だ。
このような命式はしたいことは多いが、実際にまともにすることは一つもない命式だ。
そして、うまくできないことに対して未練を捨てることもできない。
このような命式は運まで悪く入ってくるなら、自分だけでなく周りの人にも迷惑をかけやすい。
五行がすべてあること自体が重要ではない。
五行が揃っていながら、各自の協力関係でシナジー効果を出すことが重要だ。
そして、五行のうち一つや二つがないとしても、忌神と用神がはっきりしていれば、病薬の作用をして良い運に大きく発福することができる。
命式の原局の中に存在するということは、
五行だけでなく、他の看命法も同じだが
あることないことよりもっと重要なのは
あることによってどのような作用をするのか、ないことによってどのような結果が起こるのかである。
あるが、本来の役割を果たせないなら、いっそない方がましだ。
これは四柱推命だけでなく、世の中の道理も同じだ。
家長がいるが、家長としての責任を果たせず乱暴を働くならば、その家長はむしろいない方が良い。
命式の構成要素も同じ理屈だ。
命式の原局の中に存在するということは、何らかの役割を果たせと存在するのだが、
その役割を特定の理由でできなくなれば、その時からその存在する五行(通変星)は問題になりかねない。
このようなことを理解できなければ、
何十年勉強したとしても
五行が全部揃っているかだけ見ながら
命式に近づくしかない。
関連動画
コメントをお書きください