韓国釜山出身/鑑定歴29年・講師歴17年/鑑定件数 約50000件超(令和3年3月現在)
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大運は天干と地支を5年ずつ分けて解釈する?
四柱推命学界には多くの空説があるが、その中の一つが大運を適用する期間だ。
四柱推命を勉強した方々はご存知だと思いますが、運は天干と地支の一つのセットで入ってくる。
大運を5年ずつ分けて適用する人々は、大運の期間(10年)のうち、天干5年、地支5年、このように作用すると主張する。
甲子大運なら大運前半5年は天干の甲、大運後半5年は地支の子、このように別々に入ってくるという意味だ。
果たしてこれは根拠があるのか?
大運を5年ずつ分けて適用しなければならないと主張する人々の論理は、まともな根拠がない。
まず、論理から見れば、天干と地支を半分ずつ分けて運を適用するなら、なぜ大運だけに限られるのか。
この主張どおりなら年運も半分に分けて前半期の6カ月は天干、後半期の6カ月は地支、というふうに解釈するのが妥当ではないか。
年運だけでなく、月運を見る時も、1日から15日までは天干、16日から末日までは地支、と解釈するのが妥当ではないか。
月運だけでなく、日運を見る時も午前と午後を分けて解釈しなければならないのではないか。
上記の3つのいずれかに該当しなければ、
それはお金を稼ぐことではない。
きちんとした状況判断がきちんとした結果を生むことになる。
特別な理由もなく、なぜ大運だけ5年ずつ分けて解釈するのか。
大運を天干と地支に分けて適用する空説は、現代に突然生まれたものではない。
古くからあらゆる空説が飛び交っていたが、清代に入って学者たちが大運を適用する概念を確固たるものに確立した。
大運の天干と地支はそれぞれの役割と意味が異なるだけだ。
大運だけでなく、すべての運が同じだ。天干と地支を一緒に見て一緒に解釈しなければならない。
役割と意味が違うだけで、年度別に今年は天干、来年は地支のように代入するのは正しい解釈ではない。
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