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【四柱推命】命式に現れている死亡の原因は?| 東京都世田谷区の占い師 昭晴


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【四柱推命】命式に現れている死亡の原因は?


この方の命式は典型的な官殺混雑です。女性の官殺混雑は男運が良くないと見る見解が一般的ですが、注意すべきことは官殺一つだけを見て男運がわるいと結論を下すよりは官殺や印星、食神傷官の役割によって異なる結果として現れるということを見逃してはいけません。

 

この方の場合は、一般的な官殺混雑のパターンとは異なる、月支を含む官殺であり、食神傷官の状況などを考慮すると官殺混雑の否定的な状況が現実に現れる可能性が非常に高い組み合わせだと言えます。

 

そして、日支の子と月支の酉が鬼門関殺です。

 

鬼門関殺が長所として現れる時は直観力をもとにして思考力、創意力を表現できる職業として成功することもできますが、この方の場合は極身弱で特に忌神である官殺が鬼門関殺と重なるので、心理的な圧迫感や精神疾患、パニック障害などとして現れる可能性を十分に含んでいる組み合わせだといえます。

 

そして流れていく大運を見ますと、用神に該当する木の気運と火の気運が入ってきましたが、10代の大運は怨嗔殺、20代の大運が卯酉の沖で、女性が男性との付き合いが最も活発な時期の異性運が悪かったと見られます。

この方が亡くなった当時が37歳だったのですが、まだ結婚していないということは命式に男運が良くないことと、大運でも男運が良くなかったことが分かります。

 

また、30代にも天干地支が用神運ではなく、忌神運であり、しかも食神傷官の運だったので、男性トラブルの可能性が非常に高かったと言えます。

 

そして、死亡した当時が庚子年ですが、官殺混雑によって劣悪な状況に置かれている日干が、強い官殺水が強く入ってきて心理的に疲弊する時期であり、特に異性や仕事によるストレスに苦しむ可能性がある年運だといえます。

 

ですから、命式の原局で一番よくない働きをするのが水の気運、官殺ですが、庚子年にさらに強い官殺が日干を剋する状況になってしまうので、様々な問題が発生した可能性がある時期だと言えます。


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