韓国釜山出身/鑑定歴32年・講師歴20年/鑑定件数 約50000件超(令和5年3月現在)
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【四柱推命】冲は耐えうるエネルギーの不安定
四柱推命でいう冲はシンクホール現象が起きる直前、
地面が不安定な状態のように、
命式の組み合わせが不安定であるという意味に解釈できます。
命式に冲が形成されている場合は、
冲の関係になっている二つのエネルギーがいずれも下落曲線を描き、
剋するか剋されるか関係なく、
二つのエネルギーが不安定だ、空になる、
シンクホール現象が起きる可能性があると考えられます。
衝突するという冲の概念は、
命式自体で発生する不安定とは異なり、
運によって作用する冲、
外部のエネルギーによる状態の変化だと解釈できます。
十干のエネルギーは甲から始まり、
乙丙丁の順に湧出する陽のエネルギーが丁で極に達し、
戊と己は陽と陰が衝突しないようにする緩衝地帯の役割を果たします。
その次に
庚から陰のエネルギーが始まり、
辛壬癸の順に湧出するエネルギーの活性度が低下し、
癸で収縮する陰のエネルギーが極に達するパターンです。
陽の領域である木の領域、火の領域、
陰の領域である金の領域、水の領域に分類できます。
天干の冲というのは、
陽と陽、陰と陰、偏官と偏財の出会いということです。
干合は陰と陽、正財と正官の出会いなので、
陰が陽のために犠牲にしたり、
陽が陰のために犠牲にする関係ですが、
天干の冲は陽と陽、陰と陰、偏官と偏財が会って
ぶつかり合う関係で、
犠牲のアイコンである干合とは正反対の概念です。
春と秋、東と西の冲である寅申、卯酉、辰戌の冲、
夏と冬、南と北の冲である巳亥、子午、丑未の冲に
区分することができます。
生支という言葉は始まりという意味で、
新しいエネルギーが芽生える時期なので、
十二支の中で陰と陽のエネルギーを
開いてくれる重要な役割をする地支は寅と申です。
天干の冲は
偏官と偏財の冲、磁石の同じ極性がぶつかると
どこに跳ね返るか分からない
この程度に理解していただいて、
地支の冲も季節の冲、方位の冲、正反対のエネルギーの冲であり、
特に生支の冲は六陽と六陰の冲でありながら、
メンタル的な部分、精神的な部分と
関連性があるという程度で理解してください。
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