【四柱推命】支合になっても本来のエネルギーはそのまま残る | 東京都世田谷区の占い師 昭晴

韓国釜山出身/鑑定歴33年・講師歴21年/鑑定件数 約50000件超(令和6年3月現在)

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みなさん、こんにちは

四柱推命のいろんなチップと、情報を伝えてる韓国釜山出身 四柱推命講師・鑑定士あきはるです。

今日のわかりやすい四柱推命ポイントは支合（地支六合）ですが、曖昧な支合について最も分かりやすく説明していきたいと思います。

皆さんもご存知のように、支合（地支六合）というのは地支の五行二つが合わさって、合になることではないですか?

地支の三合は文字通り地支の五行三つが合わさって一つの五行になり、その種類は地支が12個なので、三つずつ分けると四つの組み合わせになります。

すると、支合（地支六合）である子丑・寅亥・卯戌・辰酉・巳申・午未は地支の五行、二つが合わさって一つの五行になることで、1対1の対応を持つ合だと言えますし、六つの組み合わせが出ますので、この六つの組み合わせを支合と言い、六合とも言います。

命式を分析して見ると、干合・支合が形成されているパターンを非常に多様に確認できますが、皆さんがこの干合・支合をどのように解釈すべきかについて明確に知る必要があります。なぜかというと、命式を分析する際に合の関係を曖昧に判断すると、それが総合的な判断に甚大な影響を与えるからです。

そして、皆さんに一つ申し上げたいことがありますが、一般的に命式に合が成立していればよい、冲が成立していればわるいと勘違いすることが多いですが、これは大変な勘違いです。

命式の組み合わせによっては肯定的な作用をする場合があり、否定的な作用をする場合があります。なので、固定観念にとらわれて、判断よりは命式の全般的な組み合わせを参考にして結論を下した方がいいと思います。

それで、支合というのは二つの五行が合わさることですか? すると、合の関係になって生成された五行が用神になると、良い影響を与えると言えますし、逆に生成された五行が忌神になると、わるい影響を与えると言えます。

つまり、生成された五行が用神なのか、忌神なのかを知る必要があります。

2つの五行が合わさって新しい五行が生成されますが、例えば、卯と戌が合になって火のエネルギーが生成されますね。

ということは、卯と戌が火のエネルギーに変わり果ててしまうのか、つまり卯という木のエネルギーと戌という土のエネルギーがなくなり、新しい火のエネルギーが生成されると考える方が多いですが、そのように考えると大きな勘違いです。

支合になっても本来の卯と戌のエネルギーはそのまま残っていると理解しなければならないでしょう。

子と丑が支合になると、土のエネルギーが生成されますね。そうすると、子という水のエネルギーが土に変わってしまいますか？

しかし、そうではないということです。もともとの子という水のエネルギーと、丑という土のエネルギーはそのままありますが、新しい土のエネルギーが生成されるということです。

簡単な例を挙げますと、二人の男女が結婚して子供を産んだとしたら、お母さんとお父さんはいなくなりますか？

違うじゃないですか？ 両親はそのままいるじゃないですか？

状況が変わったのは新しい生命が生まれたことでしょう。そして、天から定められた天倫というのは計算する問題ではありませんが、その子が成長するにつれて、両親にどのような影響を与えるのかは一つの人生の宿題として残ることでしょう。

それで、皆さんがこの支合を考える時、一つがなくなると理解するよりは支合になって生成された五行が用神なのか、忌神なのか、

支合になって生成された五行が命式に良い影響を与えるのか、わるい影響を与えるのか、これ一つだけ考えておけば、支合を理解するには問題ないと思います。