韓国釜山出身/鑑定歴33年・講師歴21年/鑑定件数 約50000件超(令和6年3月現在)
皆様の未来を予測し、お悩みを理解する昭晴です。韓国式四柱推命と六爻占術特有の踏み込んだ分析と専門性のある電話占い・LINE通話鑑定・対面鑑定・メール鑑定など、様々な形式で鑑定を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。
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五行と五徳! 健康は精神で守るものではない
有形の陰(収斂)と無形の陽(発散)
人間の肉体は陰陽の中で陰であり、有形の陰(収斂)の存在は無形の陽(発散)とは異なり、固まる固形物を意味するため、形状がある五行と解釈できる。四柱推命で天干の気運は無形で形状のない空のエネルギーを意味するが、地支の気運は大地で実際の形状で現れる有形の物質と実体を意味する。
人間は感性と思考の動物
人間は身体を動かすより、精神を動かすのに慣れている。すなわち、人間は感性と思考の動物であるため、身体の動きや行動よりは考えて精神を動かすのが楽だと認識するようになる。そのため、稠密な考えと深い思考の作用が必要な印星は活発な動きを意味する食傷を嫌い、それに加えて欲望を現実的に具体化させる財星を回避することになるのだ。身体の行為より思考を追求する人間の姿を四柱推命に適用した通変星の作用だ。
身体という存在を忘却しいる
しかし、人間の生命の根本は身体だ。人間の脳細胞で作用する思考である理性や五感が生命の根本になることはできない。人体の一部である頭脳で作用する考えと思考は、生命の一部の役割に過ぎず、生命の根本になることはできない。人間という生命は肉体を持った存在であるため、維持が可能だ。このような点を認識できずに生きていく存在が人間だ。身体が健康で、何の問題もなく作動すれば、身体という存在を完全に忘却して生きていくのが人生だ。
精神は身体を借りて使う賃借人
考えで食べ、単純な習慣と記憶で生命を維持させる作用をすることで、自分の身体に大きな意味を置かずに生活する。そうするうちに深刻な病気にかかった瞬間、自分も知らないうちに身体の重要性を認識するようになる。身体という有形物が突然登場するようになるのだ。身体と精神は全く違う存在であり、精神は身体を借りて使う賃借人に過ぎないという事実をその時になって初めて認識するようになる。精神が身体を配慮せずに使った結果が身体の反抗と病気として現れることを知らない。
六臓六腑と三招と心包
漢方医学では人間の身体は五臓(肝・心・脾・肺・腎・心包)六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)と解釈されるが、人体の免疫力と精神的側面を司る三招(血行を促進し、体内の水分を吸収し、よく通じるようにする臟腑)と心包(心臓の機能を代行し、心臓を保護する臟腑)を現代では六臓六腑に分類している。三招と心包は火の気運を陰と陽に区分し、熱と圧力の観点で適用させる。漢方医学ではこの二つの器官を健忘症と認知症と免疫力を管掌する臓器と解釈している。
五行と五徳の本性
健康な身体を持った人の精神は五行の正しい本性が乱れることなくまともに作動する。木金火水土の五つのエネルギーは仁(思いやり)、義(正義)、礼(秩序)、智(智恵)、信(言行一致)の五徳で、人間の本性を意味する。健康な身体を持った人は五徳の本性が肯定的に現れる反面、病気になったり健康に問題が生じた人の場合、問題になる五行の五徳が否定的に現れることになる。
五行の臓器に問題があれば
肝臓や胆嚢に問題があると暴力的な性格が現れ、心臓や小腸に問題があれば無礼で、争ったり戦おうとし、胃腸や脾臓に問題があれば言動が不正確で、信頼がなく、妄想に陥り、肺や大腸に問題があれば卑怯で、心弱になり、腎臓や膀胱に問題があれば意地を張ったり配慮しなくなり、三招と心包に問題があれば健忘症や不安感もひどくなり、免疫力も落ちるという問題として現れる。
バランスの取れた生活をするために
健康は精神で守るものではない。たゆまぬ摂生(飲食や衛生などに注意しながら、健康に気を付けて生活すること)と身体が望む食生活が身体を守り、健康を維持する秘訣になる。身体が健康であれば、性格と品性も正しく、バランスの取れた生活をすることになる。
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