韓国釜山出身/鑑定歴33年・講師歴21年/鑑定件数 約50000件超(令和6年3月現在)
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「幸福の条件」 - 幸福な人と不幸な人と人生
人が生きていく理由は何だろうか? 朝起きて、洗って、ご飯食べて、出勤して、働いて、退勤して、一日を振り返り、眠るという繰り返される日常のために生きていくのだろうか? すべての人はそのように生きており、繰り返される日常が人生のすべてだと信じて今日も孤軍奮闘している。ところが、そのような人生が幸福と不幸という選択の岐路に立つと、ただ一人の例外もなく幸福を選択しようとする。結局、人が生きていく理由は繰り返される日常で終わるのではなく、幸せな人生になることを願うことであることが分かる。人間は幸せな人生を営むために生きているという意味だ。
四柱推命が人間の人生を最も論理的に理解し、分析する学問の中で最高峰と言えるにもかかわらず、人間が追求する幸福の意味を正確に規定できない。現代人の本性を探求し、解釈する精神分析学や心理学も四柱推命学と変わらない。人間の真の幸福が何なのか、その正体を明確に説明できない。人間の運命を数千年間分析し、統計的法則を構築した四柱推命学は幸福をどのように定義しているのだろうか? 幸福は単に吉という言葉では説明できない。
四柱推命学はバランスと調和で組み合わされた命式と命式の短所を補う運を幸福の尺度と見る。もちろん環境的な要因も重要だが、無難な運命は大きな波ががあっても問題なく克服しながら不幸にならない人生を生きていくという解釈が可能だ。命式を構成する五行が一方に偏らずにバランスを取った状態になれば、実際の生活も安定した人生を生きていけると思う。ところが、バランスと調和を成す命式に接することは本当に珍しい。自分のアバターとも言えるほとんどの命式は短所を含んでおり、バランスのレベルによって深刻な弱点もあるものだ。

すべての命式には幸福と不幸のすべての要因が隠されているため、そのような問題は必然的に存在するものだ。命式に問題を隠しておかなかったとすれば、命式の外郭と言える運の影響によって問題が発生することになる。人が生まれながらに持っている要素を命式と言えば、運というのは命式を囲んでいる環境的な要素だと見れば理解しやすいだろう。命式の問題は命式外部の運で解決することになり、命式と運が互いに連結され、疎通しながら多様なパターンの人生が作られるということだ。
人々は誰もが幸せな人生を追求するが、幸せという言葉が自分のものになるのは簡単な問題ではない。命式のバランスが取れて調和を成したからといって、その人が幸せだとは断言できない。問題は人によって追求する幸福の姿が違うということであり、それよりさらに重要なことは幸福に対する明確な概念を持っていないという事実だ。何が本当の幸せなのかよく分からない人がほとんどだ。目的を達成し、豊かな状態が幸せだと信じているだけだ。このような幸福観が間違っているという事実は人生を終える時期である老年の孤独から分かる。
自分が追求していた目的を達成したり、豊かな人生が不幸なことだとは言えないが、幸せな人生だとも断言できない。幸福とは結局、安定と平安から感じる感情だからだ。運命のバランスと調和が日常での安定と平安に現れる時が人間が追求している幸福の実際の姿と近い。命式が悪いからといって挫折する必要がない理由はバランスを内側から見つけられなければ、外側になる運で見つけようと努力すれば良いからだ。人間の幸福は命式のバランスと調和から始まる。溢れるエネルギーを減らし、足りないエネルギーを満たす知恵が幸福の条件だということだ。
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